2日目 1/3 & 2/3

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入り口にチェアの一つも置いておけば、そういうところに猫はくつろぎに来るのだ

木曜。ジャカルタからバンドンへの移動日。とりあえず目が覚めたのでスマホのGoogleMapで周りの施設を眺めつつ、シャワーを浴びてチェックアウト、ついでに玄関にいた猫をひとしきりなでて、ちょい南にあるショッピングモールに歩いて向かう。朝早いけども入ってみたらガチに作業用の工具とかポンプ、業務用機器、PA機器とかをまとめて扱ってるモールのようで、それらを眺めながら最上階にありがちなフードコートを目指す。

 

フードコートで、「食べ物の名前+食べ物の写真+食べ物の値段」をきっちり耳揃えて書いてある店を探して、ソトアヤムを朝ご飯にいただく。わーい現地の地元メシだ(大変にうれしい)。ペーストなどは別になってて辛さは調整できるようになってる。あとジャスミンライスおいしい。日本のチャットグループにメシ写真を投下する。

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真面目にも、モール開店からほぼ同時に店開きしてくれている飯屋もあるっちゃあった

 

食べ終わってモール内を散歩してたらゲームコーナーを発見。ほとんど日本国内向けライセンスの奴をそのまま動かしてて大変にゆるい。戦国エース、エースドライバー(VictoryLap)、バトルギア2、ガンブレードNY、タイムクライシス3とか見かけて大変にテンションがあがる感じで時間をつぶし終える。

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ぼくGunBladeN.Y.にInsert Credit(s)くん!GunBladeN.Y.プレイするの大好きさ! 今日はね ぼくの大好きなGunBladeN.Y.を眺めていきたいと思います! まず

 

モールを出てバンドン行きの特急がでるGambir駅までGrabを使う。駅に着いたら思ったよりLED大型サイネージが入ってて近代化を感じる。あと駅ナカのそこら中に普通に小綺麗なチェーン店系飲食店が並び、店頭にはインドネシア版PayPayみたいな決済サービス「OVO」の店頭ポスターが掲示されていた。曰く「この店ならOVO払いで20%キャッシュバック」「うちは30%」という内容であり、なかなか資本の力で殴っていく光景が展開されていた。 

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思ったより充実しておる

 

なおGrabでもインドネシア国内では運転手に現金渡してOVOアカウントに入金(TopUp)できるので使ってねー、というお知らせがでてた。抜かりなくてよい。しかしOVO垢作るにはSMSが受けられるインドネシア国内電話番号が必要であり、入力欄に+から始まる電話番号を入れるような外国人お断りでございました。やっぱりねー、だよねー。せつない。

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画面のインドネシア語が読めないのでスクショ取ってGoogle翻訳アプリに食わせるなどして楽しんでおりました

 

2日目 2/3

乗車には、あらかじめTralvelokaでポチったeチケット(PDF)をスマホで表示、紙面のバーコード部分を拡大して、改札脇に「セルフチェックインカウンター」と称して並んでるパソコンのバーコードリーダに読ませる。無事予約番号を読んでくれたら、プリンタから乗車券特急券一式が出力されるので、パスポートと一緒に改札に見せて構内へ。「ありがとうございます」って普通に日本語で返されてビビる。まぁ定型句くらいなら、そうなんだけど、うん。

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事前チェックイン機。

一応、eチケットには「60分前には駅についててくれよ」とありそれに従うも、すんなりと発券・入構となり暇つぶしに鉄道見学。2面4線の駅で客車を引いてきた機関車を悠々と機回し、日本から持ってきたJRの205系営団6000系が走るのをスマホで撮ってウホウホとする。

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とても見覚えのあるアレ

時間になり、お目当てのArgo Parahyangan号( https://www.asiatravelnote.com/2018/12/01/jakarta_bandung_train_priority.php )が来たので、無事乗車&着席。

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やったぜ(というか自転車積めるの?)


順調に走り出し、建設中の駅、ホームから編成長がはみ出しても負けずに客扱いしている電車(と、はみ出し部分に設置された乗降用の簡易踏み台)を眺めつつ、市内をゆっくりと走ってく。あまりにもゆっくりなのでハリポタしつつも、どうにも信号待ちが長すぎるのでとりあえず車内販売のワゴンからお弁当買って昼ごはん。

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昼飯と車窓。踏切小屋で雑貨売りつつ手動開閉の踏切、のはずが無人化しているユルさ。

カレー味の具材を紙に包まれた白飯にかけていただきつつ車内のアナウンスに耳を傾けるも、(「次の停車駅は~」など英語付きの定型アナウンスとは違って)トラブル時の非定形のアナウンスって現地語しかないんですよね。Google翻訳の会話モードに聞かせるも「すんません」「信号が」「ありがとうございます」くらいしか拾ってくれない。そりゃそんだけテリマカシーテリマカシー言われてることくらいはわかるけどよそれよりもハリポタの塔が立ってるところに止まってくれ(無茶)

 

しゃーないので食堂車があったことを思い出し車内探検に。食堂車がついている列車とか久々だなーとメニューをチラ見。食堂車に向かう途中に乗務員室か荷物部屋かみたいなところがあるなーと思ったら、どうもムスリムの方々が決まった時間にお祈りを捧げたくなったときのための土禁部屋であり、社会が信仰を支える設備を用意するのが当たり前レベルになってる強さに感じ入る。

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投棄場とか、お祈り部屋とか、真上向いてるパラボラとか。


列車は廃棄車両の投棄場の横( https://goo.gl/maps/dYxHX2purCGKFrFt8 )を抜け、山地をうねり少しづつ標高を積み増していく車窓から、曲がる鉄橋の向こうに続く列車と、真下から続く谷をぶった切ってく高速道路(と快調に飛ばしていくバス達…)、農村の動物たちや、棚田、普通にバナナの樹が育つ民家の庭で真上を向いているパラボラアンテナを「あー低緯度っすねー」などと眺めていた。

 

次はバンドンに着いてから宿までを書くよ。